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アディダス スーパースター2との違いは5つ|旧型と迷ったときのサイズ選び

2026 9/08
スニーカー
2026年9月9日
アディダス スーパースター2との違いは5つ|旧型と迷ったときのサイズ選びのアイキャッチ画像

本記事にはプロモーション(広告)が含まれています

スニーカー売り場で「スーパースター」の白黒を手に取ると、ほとんど同じ見た目なのに値札が10,890円のものと13,750円のものに分かれていることがあります。片方はベロが金色、もう片方は白か黒。どちらも本物のアディダスで、どちらも定番色。店員に聞くと「新しいほうがスーパースター2です」と言われて、余計に混乱した人も多いはずです。

結論から言うと、アディダス スーパースター2との違いは「別の靴になった」ではなく「同じ形のまま中身が入れ替わった」です。木型のシルエットやシェルトゥの形はほぼ据え置きで、変わったのはアッパーの革の表情、シュータンと履き口のクッション量、ロゴの色、靴紐の太さ、そして価格。この5点さえ押さえれば、店頭で迷う時間はほぼゼロになります。

この記事では、スーパースターIIと旧スーパースターを公式スペックと実測データで並べ、どこが変わり、どこは変わっていないのかを分解します。あわせてサイズ選びの基準、店頭での3秒の見分け方、82・XLG・ADVといった兄弟モデルとの住み分けまで整理するので、読み終わる頃には「自分が買うべきスーパースターはどれか」が決まっているはずです。

👟 この記事でわかること

・スーパースターIIと旧スーパースターで変わった5点と、変わっていない部分
・サイズは同じでいいのか、0.5cm上げるべきなのはどんな足か
・金ベロ・ロゴ・靴紐で店頭で瞬時に見分ける方法
・82/XLG/ADVを含めた現行ラインの価格と選び分け

目次

アディダス スーパースター2との違いは、この5点に集約できる

アディダス スーパースター2との違いは、この5点に集約できるの解説画像

変わったのは素材・シュータン・履き口・ロゴ・価格の5つ

スーパースターIIで実際に変わったのは、アッパーの革の仕上げ、シュータンの厚み、履き口のクッション量、ロゴの色、そして価格の5点です。シェルトゥの形、3本ストライプの位置、アウトソールのヘリンボーン柄といった「スーパースターらしさ」を決めている部分は据え置かれています。だから遠目には見分けがつかないのに、履くと違いを感じます。

根拠は素材表記そのものです。スーパースターIIは甲の表記が「甲:天然皮革/ゴム」、底は「ゴム底」。旧型もアッパーは天然皮革ですが、革の仕上げがツルっとしたスムースレザーだったのに対し、IIはシワ加工のフルグレインレザーに変わりました。同じ「天然皮革」の4文字でも、表面の処理が違えば見え方も、履きジワの出方も変わります。

この差が効くのは、毎日履く人ほどです。革の表情が最初からあるIIは履きジワが景色に溶けますが、ツルっとした旧型は最初の1本のシワが目立ちます。逆に、まっさらな面のきれいさを楽しみたい人には旧型のほうが好ましく映ることもあります。

注意点として、この5点以外を期待して買い替えると肩透かしを食らいます。ソールの返りが劇的に柔らかくなったわけではなく、シェルトゥの硬さも健在です。「歩き心地が別物になる」と思って買うと、後述する評価点の低さに戸惑うことになります。

📊 スーパースターIIと旧スーパースターの比較(くつのトリセツ調べ/公式スペックと計測データより)
項目 スーパースターII スーパースター(旧型)
税込価格 13,750円 10,890円
アッパー シワ加工のフルグレインレザー ツルっとしたスムースレザー
シュータン クッション材入りで分厚い/ロゴは白・黒 ゴールドのロゴ(金ベロ)
サイドのロゴ 黒 金
重量(片足27.0cm) 427g 394g
クッション性評価 3.0点(5.0点満点) 2.8点(5.0点満点)
税込価格の比較チャート(アディダス スーパースタ 10,890円・アディダス スーパースタ 13,750円・アディダス スーパースタ 14,300円・アディダス スーパースタ 16,500円)
税込価格の比較(くつのトリセツ調べ・各公式サイトより、2026年9月時点)

2025年3月14日デビュー。旧型は在庫限りへ切り替わった

スーパースターIIの発売日は2025年3月14日です。単発の限定モデルではなく、定番のスーパースターそのものを置き換える世代交代として登場しました。つまり「新色が増えた」のではなく「棚の主役が入れ替わった」というのが正しい理解です。

WWDJAPANの報道では、このIIのラインは13,750円から28,600円までの価格帯で展開されています。スエードやポニーヘアを使ったバリエーション、トレフォイルロゴのシュージュエルが付くモデルまで含まれるため、上限の28,600円は素材違いの上位モデルの価格です。ベーシックな白黒レザーであれば13,750円が基準になります。

旧型はすでに在庫限りの流通に入っています。オンラインでもサイズ欠けが出始めていて、店頭では白黒の定番色でも希望のcmが残っていないことがあります。旧型の見た目が好きな人は「いつでも買える」と考えないほうが安全です。

注意点は、在庫処分の値引きに引っ張られてサイズを妥協することです。スーパースターはシェルトゥが硬く、つま先まわりの余裕が足りないと後から伸びて解決する場所ではありません。安いからと0.5cm小さいものを買うと、履かない靴が1足増えるだけになります。

「別モデル」ではなく「同じ木型の改良版」と捉えるのが正解

スーパースターIIは、スタンスミスに対するスタンスミス LUXのような「派生ライン」ではありません。同じスーパースターの本流を、素材とパーツのグレードを上げて更新したものです。だから比較の軸は「どっちのデザインが好きか」ではなく「どっちの仕様に納得できるか」になります。

そもそもスーパースターは1969年にバスケットボールシューズとして生まれ、つま先を守るラバーのシェルトゥとグリップ力を武器にしたモデルでした。1986年のラン・D.M.C「My Adidas」でストリートに広がった経緯もあり、コート用の道具からカルチャーのアイコンへ移った珍しい靴です。その来歴の中で、素材やクッションが少しずつ更新されてきた最新地点がIIにあたります。

使い分けとしては、スーパースターらしい佇まいを求めるならどちらでも成立します。金の輝きを含めた「あの頃の顔」が欲しいなら旧型、コーディネートに溶ける落ち着いた顔が欲しいならIIです。白黒のモノトーンでまとめたい人には、ロゴが黒に統一されたIIのほうが扱いやすいでしょう。

妥協点も先に言っておきます。IIになってもつま先の屈曲性は改善していません。すにらぼの計測ではつま先の柔軟性が1.7点(5.0点満点)と低く、走る動きや長距離歩行には向きません。あくまで「街履きの定番を、少し快適にした」という位置づけです。

一番大きい変更点はアッパー。ツルツルからシワ加工へ

シワ加工のフルグレインレザーで、新品の顔つきが変わった

スーパースターIIのアッパーは、シワ加工のフルグレインレザーです。革の銀面(表面)をそのまま活かしたフルグレインに型押しのシワを入れているため、箱から出した瞬間から表情があります。旧型のツルっとしたスムースレザーが「まっさらな白い板」だとすれば、IIは「使い込んだ気配のある白」です。

この差は写真より実物で効きます。ツルツルの面は光を一様に返すのでスポーティに見え、シワのある面は光が散るので落ち着いて見えます。デニムやチノに合わせたときに浮きにくいのは後者で、大人が普段履きに使うならIIの質感のほうが守備範囲が広くなります。

使用シーンで言えば、オフィスカジュアルの足元にスニーカーを差し込みたい人にはIIが向きます。ジャケットに合わせたときにテカりが出にくいからです。逆に、白Tにハーフパンツのようなストリート寄りの装いなら、旧型のツルっとした白のほうが抜けが出ます。

注意すべきは、シワ加工は「汚れが隠れる」わけではない点です。凹凸がある分、細かいホコリや泥はむしろ溝に入り込みます。白系を買うなら、履き下ろす前のブラッシングと防水スプレーは旧型以上に効いてきます。

📖 用語チェック

フルグレインレザー=革の一番外側の層(銀面)を削らずに残した革のこと。傷や毛穴の表情がそのまま出るぶん、丈夫で経年変化が出やすい。表面を削って均一に整えた革より、革らしい凹凸が残るのが特徴です。
スムースレザー=表面を平滑に仕上げた革の総称。均一でツヤが出やすく、汚れが拭き取りやすい反面、折れジワが一本線で目立ちやすい。

旧型のスムースレザーは、履きジワが一本線で出る

旧型スーパースターの弱点として語られやすいのが、甲の折れジワです。表面が平滑なぶん、歩くたびに曲がる位置に同じ線が入り、白だとその線が影になって目立ちます。数カ月履いた旧型と新品を並べると、この一本線の有無で年季がわかるほどです。

理由は単純で、平滑な面はシワが「新しい情報」になるからです。もともと凹凸のあるII のシワ加工レザーは、履きジワが元の柄に紛れます。革靴でシボ革(型押しの凹凸革)がカジュアルに使われるのと同じ理屈で、表情のある革はダメージが景色になじみます。

とはいえ旧型が劣っているわけではありません。ツルっとした面はクリーナーで拭いたときに元の顔に戻りやすく、手入れのリターンが素直です。凹凸のある革は溝の汚れを落とすのにブラシが要るぶん、ひと手間増えます。手入れが好きな人は旧型、手入れを最小限にしたい人はIIというのが実務的な線引きです。

どちらを選ぶにせよ、レザースニーカーは水洗いで一気に劣化します。丸洗いの是非と正しい落とし方は、こちらで詳しく整理しています。

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【失敗パターン①】履き下ろす前の防水を飛ばして、初回の雨でシミにする

白のスーパースターで一番多い後悔が、買った当日にそのまま履いて出て、帰りに雨に降られるパターンです。天然皮革のアッパーは水を吸うと輪ジミが残りやすく、しかもシミの輪郭は乾いた後に出てきます。翌朝に気づいたときにはもう手遅れ、というのが典型的な流れです。

原因は「レザースニーカーを布のスニーカーと同じ扱いにしてしまうこと」にあります。キャンバス地なら濡れても乾けば元に戻りますが、革は水で油分が抜け、抜けた場所が硬く、色ムラになります。スーパースターIIはフルグレインレザーなので、この性質はむしろ旧型より素直に出ます。

対策は履き下ろす前に1回、フッ素系の防水スプレーを少し離した位置からムラなくかけ、完全に乾かしてから履くことです。シェルトゥとアッパーの境目、ステッチのライン、履き口のパイピングは水が入りやすいので重点的に。以降は10回履いたら1回のペースで足せば十分です。

注意点として、革に対してシリコン系の強力な防水剤を使うと通気を塞いでベタつくことがあります。レザーには基本フッ素系、というのを覚えておけば失敗しません。

履き心地の差はシュータンと履き口に出る

履き心地の差はシュータンと履き口に出るの解説画像

パッド入りシュータンで、甲の圧迫がやわらいだ

スーパースターIIで体感差が一番わかりやすいのはシュータンです。クッション材が詰められて分厚くなり、靴紐を締めたときの圧が甲に直接乗らなくなりました。旧型でも厚みはありましたが、IIはさらに増量されています。

この改良が効くのは、甲が高い人と、靴紐をしっかり締めたい人です。スーパースターはシェルトゥが硬いぶん、フィットを紐で作る必要があります。旧型では「締めると甲が痛い、緩めると靴の中で足が泳ぐ」の板挟みになりがちでしたが、IIはパッドが緩衝材になるので締める側に振りやすくなりました。

あわせて靴紐自体も太くなっています。IIには太めのファットシューレースが付属し、面で圧を受けるので甲当たりがさらに分散します。見た目にもボリュームが出るので、細身のパンツを合わせたときのバランスが取りやすくなります。

デメリットは、甲が薄い人にとっては窮屈側に振れる可能性があることです。分厚いシュータンはその分だけ靴の中の空間を食います。甲が低くて旧型でもゆるいと感じていた人はメリットを受けますが、もともとピッタリだった人は試着で甲の圧を確認してください。

履き口のクッションで、くるぶし当たりが軽くなった

履き口をぐるりと囲むパッドも厚めになり、足首まわりの裏地にも厚手の生地が入りました。ローカットのスニーカーで意外と痛いのが、くるぶしの下側とアキレス腱の付け根に当たる履き口の縁です。ここが柔らかくなったのは、素足に近い履き方をする夏場ほど効きます。

理由は接触面積と硬さの関係です。薄い履き口は縁が一本の線で当たるので、同じ力でも圧が集中します。パッドが厚くなると当たりが面になり、同じ歩数でも擦れが起きにくくなります。かかとが小さめで靴の中で上下に動きやすい人ほど、この差を感じやすいはずです。

比較で言えば、旧型は「硬い靴を紐で固定して履く」感覚に近く、IIは「面で包まれる」感覚に寄りました。スニーカーソックスで履く人や、素足に近い状態で履きたい人はIIのほうがストレスが少なくなります。

注意点は、パッドの厚みはヒールのホールドとは別物だということです。かかとの収まりが浅いと感じる場合、パッドの柔らかさでは解決しません。その場合はサイズを見直すか、後述するようにインソールで調整する必要があります。

重量は片足427g。旧型より33g重い

数字で見ると、スーパースターIIの重量は片足427g(27.0cm)で、旧型の394gより33g重くなっています。パッドと厚い裏地、太い靴紐を足したぶんが素直に重量に乗った形です。両足で見ればその倍が乗る計算で、手に持って比べると分かる程度の差です。

この重さをどう評価するかは、用途で割れます。街を歩く距離が片道20分程度なら体感差はほぼありません。一方、通勤で1時間近く歩く、旅行で1日中歩くといった使い方だと、重さは終盤に効いてきます。スーパースターはもともと軽量シューズではないため、そこに33gが乗るのは無視できません。

逆張りの見方をすると、この重量増は「安っぽさが消えた」の裏返しでもあります。厚いパッドと本革が入っているから重いのであって、軽さを求めるならそもそもこのモデルではない、という割り切りが必要です。実際、履いたときの高級感はIIのほうが上がっています。

妥協点として、重量が気になる人は同じスーパースターの系譜でも別ラインを検討したほうが早いです。厚底のXLGはさらにボリュームが出る方向なので、軽快さを求めるなら選択肢から外れます。

📋 スーパースターII スペックカード
品番 JI0079
サイズ展開(取扱店の一例) 23.0cm・24.0cm・25.0cm・26.0cm・27.0cm・28.0cm
素材 甲:天然皮革/ゴム 底:ゴム底
重量 427g(片足27.0cm)
税込価格 13,750円

それでも「一日中歩く靴」ではない理由

スーパースターIIはクッション性が3.0点(5.0点満点)で、旧型の2.8点からわずかに上がった程度です。インソールとヒールパッドが改良されて衝撃吸収は良くなりましたが、ランニングシューズのような反発や沈み込みがあるわけではありません。この事実は買う前に知っておくべきです。

理由は構造にあります。スーパースターの底は薄めのラバーで、ミッドソールに厚いフォームを積む設計ではありません。加えてつま先はラバーのシェルトゥで覆われているため、柔軟性の評価が1.7点(5.0点満点)と低く出ます。歩くたびに指の付け根で靴を曲げる動きが、他のスニーカーより重くなるということです。

使用シーンで言えば、通勤・買い物・カフェといった「歩く時間が細切れの日常」には十分です。逆に、テーマパークで1日2万歩、旅行で街歩き中心といった日には、クッションのあるモデルに譲ったほうが足が楽です。総合評価も68点(100点満点)と、快適性で突出するタイプではありません。

対策としては、市販のクッションインソールを1枚入れるのが手軽です。ただしスーパースターは中の容量に余裕が大きい靴ではないので、厚みのあるインソールを入れるなら甲の圧が増えることを前提に、試着時に少しゆとりのある個体を選んでおく必要があります。

サイズは旧型と同じでいい?0.5cm上げるべき足の条件

基本は普段のスニーカーと同じサイズでいい

スーパースターIIのサイズ選びは、基本的に普段のスニーカーと同じサイズが起点です。IIになって横幅がやや広がり、シュータンと履き口にクッションが増えたことで、旧型で感じていたきつさは緩和されています。旧型で26.5cmを履いていた人がIIでも26.5cmを選んで問題になるケースは多くありません。

根拠は木型が据え置かれていることです。IIは新しい木型を起こしたモデルではなく、同じシルエットの上で素材とパーツを更新した改良版なので、足長の基準はほぼ変わりません。取扱店のサイズ展開も23.0cmから28.0cmまで1.0cm刻みが基本で、ハーフサイズの有無は店舗や色によって変わります。

使い分けの目安としては、ソックスの厚みで考えると外しません。薄手のスニーカーソックス中心なら同サイズ、厚手のリブソックスやスポーツソックスを履くことが多いなら、試着時にその靴下で確認してください。革は横には多少なじみますが、足長は伸びません。

注意点は、ハーフサイズが欠けている場合の判断です。26.5cmが欲しいのに26.0cmと27.0cmしかないとき、スーパースターに関しては大きいほうを選び、インソールや厚手ソックスで詰めるほうが安全です。つま先の硬いシェルトゥは、小さいと逃げ場がありません。

スーパースターのサイズ表記そのものの読み方や、新旧でどう基準が変わるかは、こちらで細かく解説しています。

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0.5cm上げが正解になる3つの条件

同サイズが基本と書きましたが、0.5cm上げたほうが快適になる足も確かにあります。条件は3つ。足幅が広い人、甲が高い人、厚手の靴下を年間通して履く人です。この3つのうち2つ以上に当てはまるなら、0.5cm上げを最初から試着リストに入れてください。

理由はスーパースターの横方向の余裕がそこまで大きくないからです。IIで横幅は広がりましたが、幅の広さの評価はレビューでも高くありません。日本人に多い幅広の足だと、足長は合っているのに小指の付け根が当たる、という状態になりやすい構造です。足長を0.5cm足すと、その分だけ幅の断面も広い位置で足が収まります。

使い分けの基準としては、旧型のスーパースターや他のアディダスの薄い作りのモデルで「幅がきつい」と感じた経験があるかどうかが判断材料になります。サンバやスペツィアルで幅の不足を感じた人は、スーパースターでも同じ傾向が出やすいと考えて構いません。

デメリットもあります。0.5cm上げるとかかとの収まりが浅くなり、歩行時にかかとが抜ける感覚が出ることがあります。上げるなら、紐をしっかり締める前提で、必要ならインソールを1枚足して容量を詰める。この2点をセットにしてください。

⚠️ 購入前にチェック

スーパースターのつま先はラバーのシェルトゥで覆われているため、小さめを買っても革のように伸びて広がることはありません。サイズを迷ったら小さいほうではなく大きいほうを選び、インソールと靴下で詰めるのが安全側の判断です。なお、外反母趾など足のトラブルが気になる場合は、靴で改善を期待せず整形外科など専門医に相談してください。

【失敗パターン②】ネットで旧型と同じ品番感覚で買い、シェルトゥの硬さに驚く

もうひとつ多い失敗が、「前に履いていたスーパースターと同じサイズだから大丈夫」とネットで即決し、届いてからつま先の硬さに驚くケースです。特に前に履いていたのが合成皮革のバリエーションや他ブランドのレザースニーカーだった場合、同じcmでも足入れ感がまるで違います。

原因は、スーパースターのつま先が革ではなくラバーのシェルトゥだという構造を見落とすことにあります。革の部分は履くうちに足なりに落ち着きますが、ラバーのつま先は形が変わりません。「最初きつくても伸びる」という他のレザースニーカーの常識が、この靴のつま先だけは通用しないのです。

対策は、通販で買う場合でも実店舗で一度は同型を試すことです。それが難しければ、サイズ交換に対応しているショップを選び、届いたら室内でソックスを履いて5分歩き、親指の先と小指の付け根に痛点が出ないかを確認します。ここで違和感があれば早めに交換してください。

注意点として、返品の可否は店舗ごとに条件が違います。屋外で履いた時点で交換不可になるのが一般的なので、判断は必ず室内で終わらせるのが鉄則です。

試着で見るべきは「甲の圧」と「小指の付け根」の2カ所

スーパースターの試着で確認すべきポイントは、足長よりも甲の圧と小指の付け根の2カ所です。この2カ所が問題なければ、多少つま先に余裕があっても紐で解決できます。逆にこの2カ所が痛いサイズは、どれだけ気に入っても後から履かなくなります。

根拠は、スーパースターのフィットが紐で作られる設計だからです。IIでシュータンが分厚くなったことで甲の圧は分散されましたが、それでも甲が高い人は締めた瞬間に圧を感じます。試着では立ち上がって体重をかけ、そこで甲が痛くないかを確かめてください。座った状態の判断は当てになりません。

小指の付け根は、スーパースターで最も当たりやすい場所です。足を靴の中で軽く前後に動かし、小指の外側が壁に当たり続けるようなら幅が足りていません。ここは革が多少なじむとはいえ、限界があります。

妥協点として、両足で足長に差がある人は大きいほうの足に合わせるのが原則です。小さいほうの足はインソールや靴下で調整できますが、大きいほうの足は物理的に逃げ場がありません。

店頭で3秒で見分ける方法

店頭で3秒で見分ける方法の解説画像

まずシュータンを見る。金ベロならほぼ旧型

売り場で一番速いのは、シュータンの色を見ることです。ゴールドのロゴが入った通称「金ベロ」なら旧型、白か黒のシンプルなロゴならスーパースターIIと判断できます。箱を開ける前でも、片方だけ手に取れば0.5秒で判別できます。

この違いが生まれたのは、IIでロゴまわりが黒と白に整理されたためです。金の輝きはスーパースターのアイコンでしたが、同時に「派手すぎる」と敬遠される要素でもありました。IIは金を外すことで、モノトーンの装いに寄せやすい顔立ちになっています。

使い分けとしては、金ベロの華やかさを買っていた人は旧型を、足元だけ浮くのを避けたい人はIIを選ぶのが素直です。オールブラックのコーディネートに合わせるなら、金のロゴが唯一の光点になるので、狙ってやるなら旧型、避けたいならIIです。

注意点は、80s系や別注モデルにも金ベロ仕様が存在することです。金ベロ=旧スーパースター、と機械的に決めつけると別ラインを掴むことがあります。確実を期すなら、次のロゴ色と品番でもう一段確認してください。

サイドのトレフォイルロゴと靴紐の太さで裏を取る

2つ目のチェックポイントは、サイド後方のトレフォイル(三つ葉)ロゴの色です。IIは黒、旧型は金。シュータンと合わせて2カ所が黒ならIIで確定に近づきます。金ベロなのにサイドロゴが黒、といった組み合わせは通常の定番色では起きません。

3つ目は靴紐です。IIには太めのファットシューレースが付属します。並んだ2足の紐を比べると、IIのほうが明らかに幅があり、通した穴の詰まり具合も違います。オンラインの商品写真でも、紐の太さは画像で判別しやすい要素です。

この3点セット(シュータンの色・サイドロゴの色・紐の太さ)を使えば、店員に聞かなくても自力で判断できます。特にセール棚で新旧が混ざっているときに役立ちます。値札だけで判断すると、別注や限定色で価格が動いているぶん外します。

注意点は、紐は前の所有者や店頭で差し替えられている可能性があることです。中古やアウトレットでは紐だけを根拠にせず、必ずロゴ色と併用してください。

最後は品番で確定させる

確実に決めたいなら、箱のラベルかタンの裏の品番を見ます。スーパースターIIの代表的な品番はJI0079で、ブラック系はJI0081、店舗によってはIH8659の展開もあります。品番はモデルと色を一意に指すコードなので、ここまで確認すれば取り違えは起きません。

理由は、アディダスのモデル名表記が売り場や通販サイトによってブレるからです。「スーパースター2」「スーパースターII」「SUPERSTAR II」がすべて同じものを指しますし、逆に「スーパースター」とだけ書かれた商品が旧型かIIかは表記からは読めません。品番はその曖昧さを一発で解消します。

使い方としては、店頭で品番をメモしておき、家で通販の在庫を探すときに検索語として使うのが効率的です。色名や日本語のモデル名で探すより、圧倒的に絞り込みが速くなります。

注意点として、同じモデルでも生産年やカラーで品番は変わります。品番はあくまで「その1足を特定する」ためのもので、「JI0079以外はIIではない」という意味ではありません。

👟 見分け方まとめカンペ

シュータンが金=旧型/白・黒=II。サイドのトレフォイルが金=旧型/黒=II。靴紐が細い=旧型/太い=II。この3つが揃えば店頭で迷いません。最後に品番(JI0079など)で確定させれば完璧です。

価格が2,860円上がった。それでも買う価値があるのは誰か

価格差の中身は素材とパーツのグレードアップ

旧スーパースターの10,890円に対し、スーパースターIIは13,750円。差額は2,860円です。この差が何に使われているかを分解すると、シワ加工のフルグレインレザーへの素材変更、シュータンと履き口のクッション増量、太いファットシューレース、そしてインソールとヒールパッドの改良の4項目に行き着きます。

納得感を判断する基準は、その4項目のうちいくつが自分に効くかです。甲が高くて紐の圧に悩んでいた人なら、シュータンの改良だけで元が取れます。逆に、年に数回しか履かない人にとっては、クッションの改善は体感しづらく、素材の見た目の差だけが残ります。

比較の視点を足すと、同じアディダスの定番でも価格帯は広く、上を見れば復刻ラインの82が18,700円、厚底のXLGが16,500円です。その中で13,750円という値付けは、本革の定番スニーカーとしては相場の範囲に収まっています。

デメリットは、この価格帯に上がったことで「気軽に汚せる白スニーカー」ではなくなった点です。より安価な合成皮革のスニーカーのように、雨の日に躊躇なく履き潰す使い方には向きません。

旧型を選んだほうが幸せな人

旧型を積極的に選ぶ理由があるのは、金ベロの見た目が好きな人と、価格を最優先する人です。10,890円と13,750円では、同じ予算で靴下やケア用品まで揃えられるかどうかが変わります。学生や、2足目のローテーション用として買う人には現実的な選択です。

もうひとつの理由が見た目の好みです。ツルっとしたスムースレザーの白は、シワ加工より均一で清潔感が強く出ます。真っ白なスーパースターらしい佇まいを求めるなら、旧型のほうがイメージに近いはずです。金のロゴが入ることで、白黒だけのコーディネートに小さなアクセントも作れます。

使用シーンとしては、履く頻度が低くて長時間歩かない用途に向きます。週末の外出やイベント用と割り切るなら、クッション性のわずかな差は判断材料になりません。

注意点は在庫です。旧型はすでに在庫限りの流通に入っているため、欲しいサイズと色が残っている保証はありません。取り寄せも効きにくくなるので、狙うなら早めに動く必要があります。

スーパースターIIを選ぶべき人

スーパースターIIが向くのは、週3回以上履く予定がある人、甲が高い人、そして落ち着いた質感を求める人です。この3つのどれかに当てはまるなら、2,860円の差は履き心地と見た目の満足度で回収できます。

理由は、改良点がすべて「履く回数が多いほど効く」性質のものだからです。パッドの厚みは1回では小さな差でも、100回履けば擦れやすい場所の消耗が変わります。シワ加工の革も、履きジワが増えるほど旧型との見え方の差が開きます。

合わせ方の面でも、ロゴが黒に統一されたIIは汎用性が高くなりました。ネイビーやグレーのジャケットに白のスーパースターを合わせるとき、金の輝きがないぶん足元が主張しすぎません。オフィスカジュアルの範囲で使いたい人にはこの変化が大きいはずです。

妥協すべき点は、やはりつま先の硬さと重量です。427gという重さと1.7点(5.0点満点)の柔軟性は、IIになっても変わりません。ここを求めるなら別のモデルを選ぶべきで、スーパースターに期待する部分ではないと割り切ってください。

甲の圧に悩んでいたなら、パッドを増した現行モデルに更新する価値があります▼

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週3回以上履く/甲が高い スーパースターII 13,750円
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細身のクラシックが好み スーパースター 82 18,700円
脚長効果とボリュームが欲しい スーパースター XLG 16,500円
スケートで実用したい スーパースター ADV 14,300円

実は「値上げ」ではなく、ラインの整理として見るほうが正確

意外と知られていないのですが、この価格差を単純な値上げと捉えると本質を見誤ります。スーパースターにはもともと、合成皮革の廉価版から本革の上位版まで複数のグレードが並行して存在していました。IIへの世代交代は、その定番ラインを本革ベースの1本に整理し直した動きに近いのです。

実際、IIのラインは13,750円から28,600円までの幅で展開されています。スエードやポニーヘアを使ったバリエーション、シュージュエルが付くモデルまで含めた価格帯で、ベーシックな白黒レザーが下限に置かれる構成です。つまり13,750円は「一番安いII」であって、「値上げ後のスーパースター」というより「本革の入り口価格」と読むほうが実態に近くなります。

この見方に立つと、旧型の10,890円がなくなることの意味も変わります。失われるのは「安いスーパースター」の選択肢であって、「同じ品質のものが高くなった」わけではありません。素材とパーツが上がったぶんの差額なので、コストパフォーマンスが落ちたと断じるのは早計です。

ただし、財布から出ていく金額が増えるのは事実です。できるだけ安く定番の白スニーカーを探していた人にとっては、選択肢がひとつ減ったことになります。その場合は無理にスーパースターにこだわらず、同じ価格帯の別モデルを見比べるほうが満足度は高くなります。

兄弟モデルとの住み分けも押さえておく

スーパースター 82は「細身の復刻」枠

スーパースター 82は、1982年のスーパースターを忠実に再現した復刻ラインです。税込18,700円で、品番はID5960(コアブラック)とID5961(クラウドホワイト)。IIが日常の定番を担うのに対し、82はクラシックな佇まいを求める人向けのラインになります。

見た目の違いはコントラストです。82はソールとシェルトゥがオフホワイト寄りで、アッパーとの色差が小さく、全体が落ち着いて見えます。まっさらな白のコントラストが効いたIIとは、並べると別物と分かるほど印象が違います。

サイズ感については、取扱店では普段のサイズか0.5cm下が推奨されています。横幅と甲が広めで足先はジャストめという評価なので、幅で困っている人が82に逃げるという選び方も成立します。IIと同じ感覚で選ぶと大きすぎることがあるので、この差は覚えておいてください。

注意点は価格です。18,700円はIIより高く、日常の履き潰し用としては割高に感じるかもしれません。復刻の質感に価値を見出せるかが判断の分かれ目になります。

クラシックな細身の佇まいを狙うなら、1982年仕様を再現した復刻ラインです▼

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XLGは厚底、ADVはスケート実用。どちらも用途が明確

スーパースター XLGは、2023年7月17日に登場した厚底の派生ラインで、税込16,500円。レザーアッパーにクッション性の高いEVAソックライナーを組み合わせ、ボリューム感のあるアウトソールとビッグシェルトゥで、オリジナルを大きく再構築したモデルです。

XLGが向くのは、足元にボリュームを出したい人と、ワイドパンツやロングスカートと合わせる人です。ソールが厚いぶん、裾が長めのパンツでも靴が埋もれません。逆に細身のパンツに合わせるとつま先だけが大きく見えるので、シルエット全体で考える必要があります。

スーパースター ADVはアディダス スケートボーディングのラインで、税込14,300円、品番はGW6930。要所にステッチを施した補強、一体型のシュータン、柔軟性のあるカップソール構造を備え、実際に板に乗るための設計になっています。サイズはUS8(26.0cm)からUS10(28.0cm)が基本展開です。

注意点は、ADVの一体型シュータンは足入れがやや窮屈に感じられることです。スケート用途でないなら、この構造はメリットになりません。街履きだけならIIか82を選ぶほうが素直です。なお、アディダス全体のモデル別サイズ感の傾向はこちらで整理しています。

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80sはすでに販売終了。中古で探すことになる

細身で尖ったトゥ、80年代の雰囲気をまとった高品質レザー、トゥ部分から淡いベージュに染まったソール。スーパースター 80sを名指しで探している人は多いのですが、このモデルは後継の82へ移行し、公式ラインナップからは販売終了しています。新品を正規ルートで買うことは基本的にできません。

理由は世代交代です。82が80sの正当な後継として位置づけられたため、80sの枠は畳まれました。現在流通しているのは中古や二次流通が中心で、状態と価格は個体ごとにばらつきます。

代替として最も近いのは82です。細身寄りのシルエットとクラシックな色味という80sの魅力は82に引き継がれています。ソールの色味やコントラストは完全に同じではありませんが、方向性は近いと考えて構いません。

注意点として、中古のレザースニーカーはソールの経年劣化が進んでいることがあります。長期在庫の個体は、履いた途端にソールが割れることもあるため、年式と保管状態が分からないものは慎重に判断してください。また、正規品かどうかを見た目だけで確実に見分けられるという保証はありません。金額の大きい取引ほど、信頼できる販売元を選ぶのが安全です。

Q 旧型を持っています。スーパースターIIに買い替える必要はありますか?
A 今の旧型に不満がないなら急ぐ必要はありません。買い替えを検討する価値があるのは、紐を締めたときに甲が痛い人、履き口が擦れて痛くなる人、履きジワの一本線が気になっている人の3タイプです。この3つに心当たりがなければ、旧型を履き切ってからIIに移行するのが合理的です。

まとめ:アディダス スーパースター2との違いと、選ぶべき1足

👟 この記事の結論

スーパースター2との違いは素材・クッション・ロゴ・紐・価格の5点で、木型は据え置きです。毎日履くならII、金ベロと価格重視なら旧型を選べば外しません。

✅ 要点チェック
  • ✔ 革が変わった:ツルツルからシワ加工のフルグレインへ
  • ✔ 甲が楽になった:シュータンと履き口のパッドが増量
  • ✔ 金ベロは廃止:ロゴは白・黒に統一され落ち着いた顔に
  • ✔ サイズは同じで可:幅広・甲高・厚手靴下なら0.5cm上げ
  • ✔ 差額は2,860円:履く頻度が高いほど回収しやすい

最初の一歩としておすすめなのは、店頭でIIと旧型を左右で履き比べることです。同じサイズで両方履き、紐を同じ強さで締めて10歩歩けば、甲の圧と履き口の当たりの差は誰でも分かります。そこで差を感じなければ在庫限りの旧型で十分ですし、明確に楽だと感じたなら2,860円を払う理由が自分の足で確認できたことになります。サイズ表記や見た目のスペックより、この10歩のほうがよほど確実な判断材料です。

なお価格・在庫・サイズ展開は時期や販売店によって変わります。購入前にABC-MART GRAND STAGEのスーパースターII特集ページやスーパースター XLGのリリース情報など、販売元・発表元の情報でご確認ください。

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  • アディダス スーパースター サイズ感は新旧で真逆|IIは普段どおり・旧型は0.5cm下げ
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くつのトリセツ編集部です。靴の選び方・サイズ感・お手入れを、メーカー公式など一次情報源で確認できた事実だけをもとに編集しています。掲載後も定期的に見直し、価格改定や仕様変更があれば更新します。

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