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SNSで韓国のコーディネートを眺めていると、必ずと言っていいほど目に入るのが、ソールがぼってり厚い白いコンバースです。かわいいと思って調べ始めた途端、検索候補に「ダサい」が並んでいて手が止まった——そんな入口でこのページにたどり着いた方が多いはずです。
先に結論をお伝えします。コンバースの厚底が「ダサい」と言われるのは、靴そのものの問題ではなく、パンツの裾幅・靴下・全身のボリューム配分がずれているときに起きる現象です。そしてもうひとつ、韓国で売られているコンバースには日本では買えない・日本に持ち込めないという、見た目とはまったく別の壁があります。ここを知らずに海外通販のボタンを押してしまうと、届かないまま代金だけが消えます。
この記事では、韓国で人気の厚底モデルが具体的に何なのかを韓国コンバース公式の価格つきで整理したうえで、日本で正規に買える厚底オールスターを公式価格順に7足並べます。さらに、浮いて見える3つの条件と、サイズ選びで転びやすい落とし穴まで、売り場で聞かれる順番どおりに解説します。
この記事でわかること
・厚底コンバースが「ダサい」と言われる3つの引き金と、その回避策
・韓国で人気の厚底3モデルの正体と、韓国コンバース公式の販売価格
・韓国のコンバースを日本に持ち込めない理由(税関とコンバースジャパンの公式見解)
・日本で正規に買える厚底オールスター7足の公式価格・ヒール高さ・サイズ展開
コンバース 厚底(韓国)はダサい?結論は「靴ではなく合わせ方」の問題

ダサいと言われる引き金は、たった3つに絞れる
厚底コンバースが浮いて見えるときの原因は、ほぼ3パターンに収束します。ひとつ目は、細身のパンツに厚いソールを合わせて足元だけが膨らんでいる状態。ふたつ目は、ハイカットの厚底に長い裾がかぶさって足首が完全に隠れ、脚が短く見えている状態。3つ目は、白い厚底ソールのサイドが汚れたまま履き続けている状態です。
この3つに共通しているのは、いずれも靴の設計ではなくコーディネート側の要因だという点です。ヒール高さ約4cmのモデルであっても、上半身にボリュームがあって裾がソールの上端で止まっていれば、写真で見たときの違和感はほとんど出ません。逆に、どれだけ人気の韓国モデルを履いていても、細身のスキニーに合わせれば足元だけが強調されます。
使い分けの目安としては、ワイドパンツ・ロングスカートのように面積のあるボトムスと組み合わせるほど厚底は成立しやすくなります。細身のパンツを主軸にしている人は、ヒール高さ約4cmのローカットから入るほうが失敗が減ります。
注意点として、厚底は「盛れる」ぶん歩き方への影響も出ます。ソールが厚いモデルは前足部の屈曲が鈍くなるため、階段を降りるときにつま先が引っかかる感覚が出ることがあります。試着では平地だけでなく、店内のスロープや段差で数歩歩いてみてください。
「ダサい」より先に出てくる実際の評判は、案外落ち着いている
検索で「ダサい」が上位に出ることと、実際の評価が低いことはイコールではありません。「ダサい?」という検索は、買う前の不安を確認する検索であって、履いている人の感想ではないからです。実際、厚底スニーカー全般の記事では、韓国のアーティストやインフルエンサーの着用を通じて定番のアイテムとして定着した、という整理が主流になっています。
コンバース側の動きを見ても、厚底は一過性ではありません。コンバースジャパンの公式オンラインショップにはLIFTED(リフテッド)という厚底シリーズのコレクションページが常設されており、ハイカット・ローカット・ジッパー付き・レザーと派生が広がっています。ブランドが継続的に型数を投じているカテゴリーは、流行が終わったカテゴリーとは扱いが違います。
比較の観点でいうと、同じ「ダサいと言われがち」なスニーカーには、ニューバランスやアディダス サンバのように、実際のアンケートでは否定票がほとんど集まらなかったモデルもあります。ネガティブなキーワードが検索候補に出ること自体は、そのモデルが検討されている量の裏返しでもあります。
ただし、評判が悪くないことと自分に似合うことは別問題です。身長・普段のパンツ幅・通勤通学での歩行距離という3点で相性は変わります。特に1日1万歩を超える人は、後述する重量差を軽く見ないほうがいいです。
ヒール約4cmと約5cm、この1cm差で他人から見た印象が変わる
厚底コンバースは、大きく分けるとヒール高さ約4cmのグループと、約5cmのグループに分かれます。コンバース公式の製品ページで確認すると、LIFTEDシリーズとALL STAR LIGHT PLTSシリーズはヒール高さ約4cm、トレッキングシューズをモチーフにしたTREKWAVEシリーズは約5cmと表記されています。
この1cmの差は、数字で見ると小さく感じますが、見た目の主張は別物になります。約4cmはオールスターの輪郭を保ったまま底が上がっている印象で、通勤・通学でも浮きにくい高さです。約5cmになるとソールの側面積が広くなり、靴が主役のコーディネートに寄っていきます。
選び分けの基準はシンプルで、手持ちの服の系統に合わせるのが正解です。きれいめのパンツやスカートが多い人は約4cm、ワイドパンツやオーバーサイズのアウターが中心の人は約5cmでもバランスが取れます。
妥協点もあります。約5cmのTREKWAVEは圧縮E.V.A.のミッドソールでボリュームを出しているため、足を入れたときの重さが約4cmのモデルより出ます。長時間の立ち仕事や旅行での連日着用を想定しているなら、まず約4cmから試すほうが後悔しにくい選択です。
プラットフォーム=つま先からかかとまで、ソール全体が均等に厚くなっている構造のこと。かかとだけが高いヒールと違い、足の傾きが小さいまま身長を稼げる。コンバース公式が製品ページに載せている「ヒール高さ」は、かかと部分の高さを指す表記で、参考サイズが併記されている(サイズが上がるほど実寸は変わる)。
韓国で人気の厚底は、具体的にどの3モデルを指しているのか
チャックテイラー オールスター リフト:韓国コンバース公式で85,000ウォンの主役
SNSで「韓国の厚底コンバース」として最も多く登場するのが、チャックテイラー オールスター リフトです。韓国コンバース公式オンラインストア(converse.co.kr)のキャンバス ブラックの製品ページでは、販売価格85,000ウォン、商品分類は「プラットフォーム」、簡略説明は「ベストセラーのプラットフォームスニーカー」と記載されています。
スペックを公式ページから拾うと、表地は綿100%、裏地も綿100%、アウトソールはゴム100%。製造国はベトナム、自社品番は560845C、区分は男女兼用です。サイズは220から300まで並んでおり、韓国はミリ表記なので、日本の24.0cmを探している人は「240」を選ぶことになります。
日本のLIFTEDと比べたときの立ち位置ですが、どちらもオールスターの見た目を保ったままソールを持ち上げたモデルという点で狙いは共通しています。違いは権利を持つ会社が別であること(後述)と、色数・シーズン展開の幅です。韓国側は限定色やコラボの投入が多く、そこが「韓国でしか見ない色がある」と言われる理由になっています。
注意点は、この85,000ウォンという価格が韓国国内向けの販売価格であって、日本から取り寄せられる価格ではないことです。日本向けの発送可否・関税の扱いは、価格の安さとはまったく別の問題として考える必要があります。
ラン スター ハイク:韓国公式115,000ウォン、実測581gの重量級
もう1本の主役が、ギザギザのシャークソールで知られるラン スター ハイクです。韓国コンバース公式のカテゴリーページでは、ラン スター ハイク ホワイトが115,000ウォンで掲載されています。厚底コンバースのなかでも、見た目のインパクトが突出しているモデルです。
スニーカーを実測しているRunRepeatのデータでは、ヒール部のスタックハイトが50.5mm、前足部が27.9mm、その差であるヒールドロップが22.6mmと計測されています。重量は581g(20.5oz)で、同サイトが検査したスニーカーのなかでも重い部類に入るという評価です。所有者55票の集計では、サイズ感はtrue to size(普段どおり)と判定されています。
この数字が意味するのは、かかとが持ち上がった前傾姿勢のソールだということです。脚長効果は3モデルのなかで最も出ますが、その代償として片足581gという重さがついてきます。休日に写真を撮りに行く日の1足としては強く、毎日の通学・通勤で片道40分歩く用途には向きません。
もうひとつの注意点は、シャークソールの溝に土や小石が詰まりやすいことです。深い刻みは濡れた路面でのグリップに効く一方、掃除の手間は増えます。買う前に、お手入れの時間を取れるかどうかも一緒に考えておいてください。
| モデル | ラン スター ハイク(韓国コンバース) |
| ヒール部スタックハイト | 50.5mm(RunRepeat実測) |
| 前足部スタックハイト | 27.9mm(RunRepeat実測) |
| ヒールドロップ | 22.6mm(RunRepeat実測) |
| 重量 | 581g(RunRepeat実測) |
| 韓国公式価格 | ラン スター ハイク ホワイト 115,000ウォン |

チャックテイラー オールスター ムーブ:ハイ89,000ウォン・ロー85,000ウォン
3本目は、韓国コンバース公式のプラットフォームカテゴリーで上位に並ぶチャックテイラー オールスター ムーブです。カテゴリーページの一覧では、ホワイトとブラックのハイカットが89,000ウォン、同じ2色のローカットが85,000ウォンで掲載されています。
リフトが「オールスターの見た目を保ったまま底を上げた」モデルなのに対し、ムーブはソール自体のデザインを厚底前提で作り直しているのが特徴です。写真で見比べたときに、リフトはクラシック寄り、ムーブはモード寄りに映ります。オールスターらしさを残したいならリフト、足元で遊びたいならムーブ、という選び分けになります。
用途で言えば、ムーブはワイドパンツとの相性が良く、裾でソールの上部を隠すとボリュームだけが残ります。逆に、ジャケットスタイルにそのまま差し込むと足元だけが跳ねやすいので、その場合はリフトのローカットのほうが収まります。
ただしここでも同じ注意が必要です。ムーブもリフトも、韓国コンバースが韓国国内で販売しているモデルであり、日本で正規に流通しているモデルではありません。値段の比較を始める前に、次の章の「そもそも買えるのか」を確認してください。
実は、日本と韓国のコンバースは権利を持つ会社が違う

韓国で買った1足が、なぜ日本の税関で止まるのか
ここが、厚底コンバースの検索で最も見落とされているポイントです。コンバースジャパン株式会社が公開している「CONVERSEシューズの輸入に関して」という公告には、東京税関が2011年にCONVERSEシューズの輸入差止申立てを受理し、全国の税関で輸入が制限されていることが明記されています。
根拠として示されているのが、知財高裁の2010年4月27日判決です。この判決により、日本国内の商標権者による許諾がない海外のCONVERSE商品の輸入は、日本国内の商標権を侵害するものと整理されています。つまり、韓国コンバースの製品が「本物かどうか」ではなく、日本の商標権者の許諾があるかどうかが問われる構造になっています。
これは韓国だけの話ではありません。日本以外の国で販売されているCONVERSE製品全般に関わる話で、韓国の厚底モデルはそのなかでもSNS経由で検索されやすいため目立っているだけです。日本のコンバースと海外のコンバースは、同じロゴを掲げていても運営主体が異なる、というのが出発点です。
注意点として、これは「韓国のコンバースが粗悪品だ」という話ではありません。韓国コンバース公式ページを見れば、製造国も素材も品質保証基準も明示されています。問題になっているのは品質ではなく、日本国内での商標権の所在です。
税関のカスタムスアンサーには、「個人で使用する場合であっても、海外の事業者から郵送等で送付される模倣品(意匠権又は商標権を侵害するもの)は、令和4年10月1日から、輸入してはならない貨物として税関による取締りの対象となっています」と記載されています(関税法第69条の11)。海外通販のカートに入れる前に、必ず一次情報を確認してください。→ 税関「模倣品の水際取締り強化」/コンバースジャパン「CONVERSEシューズの輸入に関して」
「自分で履くだけだから」が通らなくなった時期がある
以前は、個人が自分で使うために海外から取り寄せる分には黙認される、という理解が広まっていました。その前提が変わったのが令和4年です。税関の説明によれば、令和3年5月に改正された商標法・意匠法で、海外の事業者が模倣品を郵送等により日本国内に持ち込む行為が権利侵害にあたることが明確化され、これを受けて令和4年3月に関税法が改正されました。
コンバースジャパンの公告にも、この関税法改正により、海外事業者が郵送等で日本に持ち込む商標権侵害品は個人で使用される場合であっても輸入できない、と書かれています。日本語の公式ページに、当事者である企業自身が書いている記述なので、解釈の余地が少ない部分です。
一方で、税関のページには例外も明記されています。権利者から輸入の許諾を得た物品や、商標権等の侵害とならない並行輸入品などは知的財産侵害物品にはあたらず、輸入することができるという記述です。つまり「海外から靴を買うこと」そのものが禁じられているわけではなく、権利関係が整理されているかどうかが分かれ目になります。
手荷物で持ち帰る場合の扱いや、個別の商品が該当するかどうかの判断は、最終的に税関の判断になります。金額の大きい買い物を予定しているなら、購入前に税関相談官へ確認するのが確実です。この記事は法的助言ではなく、公開されている一次情報の紹介にとどめます。
失敗パターン①:海外通販で買って、靴も代金も戻ってこない
実際に起きやすい事故が、これです。SNSで見た韓国の厚底モデルを海外通販サイトで注文し、発送通知まで届いたのに商品が到着しない。追跡を見ると税関で止まっており、問い合わせても返金には応じてもらえない——という流れです。
原因は明確で、令和4年10月1日以降、海外の事業者から郵送等で送付される商標権侵害物品は、個人使用目的でも取締りの対象になっているためです。差し止められた商品は購入者の手元に届かず、海外の販売者が返金に応じる義務も、日本の消費者保護の枠外にあることが多いのが実情です。
対策は2つあります。ひとつは、日本のコンバース公式オンラインショップと正規取扱店で買うこと。もうひとつは、どうしても韓国モデルの見た目が欲しい場合に、日本で正規に買える近い形状のモデル(次章)に置き換えることです。
もうひとつ注意したいのが、フリマアプリで相場より大幅に安い海外モデルが並んでいるケースです。価格が不自然に安い出品には、模倣品が混ざるリスクがあります。この見分けについては後半で扱います。
浮いて見える正体は、厚みではなくボリュームの配分にある
パンツの裾幅と、ソールの厚みは連動させる
厚底が浮くかどうかを決めているのは、ソール単体の高さではなく、裾幅とソール幅の関係です。ソールが厚くなるほど足元の面積は横にも広がるため、裾幅がそれより明らかに細いと、境目で線がくびれて見えます。これが「足元だけ膨らんでいる」印象の正体です。
目安としては、裾幅がソールの外周と同じか、それより少し広いくらいで自然につながります。ワイドパンツやストレートデニムが厚底と相性がいいと言われるのは、この連続性が取りやすいからです。逆にスキニーを合わせる場合は、ヒール高さ約4cmのローカットに抑えて、靴のボリューム自体を下げるほうが早いです。
スカートの場合は考え方が変わります。丈が長いほど厚底のボリュームは吸収されるので、ロングスカート+厚底ハイカットは成立しやすい組み合わせです。ミニ丈に厚底ハイカットを合わせると足首の露出が短く見えるため、この場合はローカットのほうがまとまります。
注意点は、鏡の前だけで判断しないことです。厚底は正面から見た印象と、斜め後ろから撮った写真の印象がずれやすいアイテムです。試着のときは、可能なら誰かに横から撮ってもらうか、店内の三面鏡で横のシルエットを確認してください。
靴下と足首、この2つで抜け感が決まる
厚底コンバースで印象が変わる、もうひとつの変数が靴下です。ソールが厚いぶん足元の面積が増えているので、そこに濃い色の靴下が加わると、足元の重量感がさらに増します。白いソールに黒いソックスを合わせて、パンツも黒——という組み合わせは、足元だけが分断されて見えやすい典型です。
整理の仕方はシンプルで、靴下の色をパンツかソールのどちらかに寄せることです。白ソールの厚底なら白系の靴下、黒のパンツに合わせるなら黒の靴下、というように、境目を減らすと縦のラインがつながります。丈は、くるぶしが見えるショート丈のほうが厚底には合わせやすいという声が多く聞かれます。
ハイカットの厚底を履くときは、足首を隠しすぎないことも意識してください。パンツの裾をソールの上端で止めるか、ロールアップしてハイカットの履き口を見せるかで、脚の見え方が変わります。裾で履き口まで覆ってしまうと、ソールの厚みだけが残って重心が下がります。
妥協点として、ショート丈の靴下は厚底ハイカットだと擦れやすい面があります。履き口が高いモデルは、内側のパイピングがくるぶし付近に当たることがあるため、その場合は少しだけ丈のある靴下に切り替えるほうが快適です。
実は、白の厚底のほうが黒より難易度が高い
意外と知られていないのですが、厚底コンバースで「浮いた」と感じる人が多いのは黒ではなく白です。理由は2つあります。ひとつは、白いソールは面積そのものが視覚的に大きく見えるため、同じヒール高さ約4cmでも厚みが強調されること。もうひとつは、汚れが見えることです。
厚底のソールはサイドの面積が広く、歩いているだけで側面に擦れ跡がつきます。この汚れが残ったまま履くと、「厚底だからダサい」ではなく「くたびれて見える」状態になります。SNSで映えている韓国の厚底コーデが清潔感を保っているのは、ソールの白さが維持されているからです。
だからこそ、最初の1足に白を選ぶなら、ソールのお手入れ道具をセットで用意しておくのが現実的です。消しゴムタイプのソールクリーナーとブラシがあれば、側面の擦れは大きく戻ります。逆に、お手入れの時間をあまり取れない人は、黒やグラファイト系のソールから入るほうが長く付き合えます。
もう一段細かい話をすると、白のキャンバスアッパーは雨染みも出やすい素材です。買った日に防水スプレーをかけておくかどうかで、半年後の見え方が変わります。

「アディダスのサンバ、気になっているけど流行りすぎてダサいと言われていないだろうか」。売り場でもよく聞かれる悩みです。街で見かける回数が増えるほど、買ったあとに…
| 使い方・シーン | 向いている厚底の方向性 | 公式価格の目安 |
|---|---|---|
| 通学・通勤で毎日履く | ヒール高さ約4cmのローカット | 8,800円〜11,550円 |
| 休日のワイドパンツ主体 | ヒール高さ約4cmのハイカット | 12,100円〜13,200円 |
| 足元を主役にしたい | ヒール高さ約5cmのボリュームソール | 15,400円 |
| 秋冬に長く履きたい | レザーアッパーの厚底 | 19,250円 |
日本で正規に買えるコンバース 厚底7足を、公式価格順に並べる

8,800円から始められる、ローカットの入門2足
最初の1足として選びやすいのが、ALL STAR PLTS PG OXです。コンバース公式オンラインショップの製品ページによれば、価格は8,800円、ヒール高さは約4cm(参考サイズ24.5cm)、サイズ展開は3(22.0cm)から6(25.0cm)までの7サイズ。素材はUPPERがキャンバス、OUTSOLEがラバーというシンプルな構成です。
もう1足のローカットが、ALL STAR Ⓡ LIFTED OX。こちらは11,550円で、ヒール高さは約4cm(参考サイズ26.5cm)です。PLTS PG OXとの違いは、参考サイズが26.5cmで表記されていることからも分かるとおり、より広いサイズレンジをカバーするLIFTEDシリーズに属している点です。
使い分けの基準は足のサイズです。25.0cmまでで収まる人はPLTS PG OXが価格面で有利ですが、25.5cm以上が必要な人はLIFTED側を見ることになります。厚底のローカットは、細身のパンツにも合わせやすいので、コーディネートの制約が少ないのも入門向きの理由です。
注意点は、PLTS PG OXがローカットで参考サイズ24.5cm基準の設計になっていることです。レディース寄りのサイズレンジなので、メンズサイズを探している人は最初からLIFTEDシリーズを見たほうが選択肢が広がります。
細身のパンツにも合わせやすい、ヒール約4cmのローカット厚底から始めるならこの1足▼
主力はLIFTEDシリーズのハイカット、12,100円と13,200円の2択
厚底オールスターの中心にいるのが、ALL STAR LIFTED HIです。公式価格は12,100円、ヒール高さ約4cm(参考サイズ26.5cm)、サイズ展開は3(22.0cm)から11.5(30.0cm)までの16サイズ。素材はUPPERがキャンバス、OUTSOLEがラバーです。22.0cmから30.0cmまで通しで用意されているので、レディース・メンズを問わず選べます。
その上位にあたるのがALL STAR Ⓡ LIFTED Z HIで、公式価格13,200円。ヒール高さは同じ約4cm、サイズ展開も3(22.0cm)から11.5(30.0cm)ですが、サイドジッパーが付いているのが違いです。ハイカットは脱ぎ履きに手間がかかるので、この差額をどう見るかが選択の分かれ目になります。
使用シーンで言えば、靴を脱ぐ機会が多い人ほどジッパー付きの価値が上がります。座敷のある飲食店や、玄関で靴を脱ぐ訪問が多い人は、紐を緩めずに脱げるZ HIのほうがストレスが少ないはずです。逆に、紐の結び方でフィットを調整したい人は標準のLIFTED HIで十分です。
デメリットも挙げておくと、ジッパー付きのモデルはジッパー部分が経年で消耗点になります。長く履くつもりなら、ジッパーの滑りが悪くなったときに注油できるかどうかも含めて考えてください。
約5cmまで上げるならTREKWAVE、革が欲しいならレザーLIFTED
足元をもっと主張させたい人の選択肢が、ALL STAR Ⓡ TREKWAVE HIです。公式価格は15,400円、ヒール高さは約5cm(参考サイズ26.5cm)、サイズ展開は3(22.0cm)から11.5(30.0cm)。素材はUPPERがキャンバス、MIDSOLEが圧縮E.V.A.、OUTSOLEがラバーで、トレッキングシューズをモチーフにしたアウトソールが特徴です。
変化球として押さえておきたいのが、ALL STAR LIFTED ST Z SHIN-HI(16,500円)とLEATHER ALL STAR Ⓡ LIFTED HI(19,250円)です。前者はヒール高さ約4cmのまま、4本ストラップと外側ジッパーですね側まで丈を伸ばしたモデル。後者はUPPERにレザーとスエードを使った店舗限定モデルで、ヒール高さは約4cmです。
使い分けとしては、キャンバスの厚底が春夏の軽さで効くのに対し、レザーの厚底は秋冬のコートやニットと相性が良く、カジュアルすぎない着地になります。価格は上がりますが、革は手入れをすれば表情が育つので、1足を長く履きたい人には合理的な選択です。
注意点は、レザーモデルが店舗限定である点と、雨に弱い点です。買った当日に防水スプレーをかけ、濡れたら早めに拭き取る前提で考えてください。TREKWAVEについても、ソールの溝が深いぶん小石を噛みやすいので、玄関でブラシをかける習慣があると長持ちします。
厚底ではない定番オールスターと、価格差をどう見るか
比較の基準として、厚底ではない定番も置いておきます。2025年10月2日より順次発売された、約25年ぶりにリニューアルされたALL STAR HIの公式価格は6,490円です。ラストとソール構造を刷新し、26.5cmで従来モデル比 片足あたり約60g軽くなったと公式ニュースに記載されています。
この6,490円を起点にすると、厚底に払っている差額の中身が見えてきます。ALL STAR PLTS PG OXの8,800円までなら、ソールを厚くしたぶんの上乗せという感覚に収まります。LIFTED HIの12,100円、TREKWAVE HIの15,400円になると、ソールの構造そのものが別設計になっているぶんの価格差だと考えるのが自然です。
選び方の指針としては、「身長を稼ぎたい」だけが目的なら差額の説明がつきにくく、「厚底のシルエットが好き」「クッションが欲しい」まで含めて欲しいなら差額に意味が出ます。定番オールスターの薄いソールは硬さを感じやすいので、クッション性を重視するなら厚底側に理由があります。
妥協点として、厚底は定番モデルより確実に重くなります。片足あたり約60g軽くなった新しい定番と、ソールを持ち上げた厚底では、1日歩いたあとの疲労感が変わります。使う場面を絞って持つのが、いちばん失敗の少ない持ち方です。
| モデル | 公式価格 | ヒール高さ | カット |
|---|---|---|---|
| ALL STAR PLTS PG OX | 8,800円 | 約4cm(参考24.5cm) | ロー |
| ALL STAR LIGHT PLTS Ⅱ HI | 11,550円 | 約4cm(参考24.5cm) | ハイ |
| ALL STAR Ⓡ LIFTED OX | 11,550円 | 約4cm(参考26.5cm) | ロー |
| ALL STAR LIFTED HI | 12,100円 | 約4cm(参考26.5cm) | ハイ |
| ALL STAR Ⓡ LIFTED Z HI | 13,200円 | 約4cm(参考26.5cm) | ハイ/ジッパー |
| ALL STAR Ⓡ TREKWAVE HI | 15,400円 | 約5cm(参考26.5cm) | ハイ |
| ALL STAR LIFTED ST Z SHIN-HI | 16,500円 | 約4cm(参考26.5cm) | シンハイ |
※くつのトリセツ調べ(コンバース公式オンラインショップの各製品ページに掲載された価格・ヒール高さをもとに作成)。価格は税込表記。
サイズ選びで転ばないための、3つの確認ポイント
韓国はミリ表記、日本はcmとUS表記が併記される
厚底コンバースのサイズで最初に混乱するのが、表記の単位です。韓国コンバース公式のリフトの製品ページでは、サイズ選択肢が220から300まで並んでいます。これはミリ表記なので、240が日本の24.0cmにあたります。SNSで「240を買った」という投稿を見て、それを日本の24.0cmと読み替えられるかどうかが最初の関門です。
一方、日本のコンバース公式では、ALL STAR LIFTED HIのように「3(22.0cm)」から「11.5(30.0cm)」という、US表記とcm表記の併記になっています。数字だけを見て「3」を注文すると22.0cmが届くので、必ずカッコ内のcmを確認してください。
この差が効いてくるのは、韓国の投稿を参考にして日本のモデルを買うときです。韓国のリフトで250を選んだ人の感想を、日本のLIFTEDで探すなら「6.5(25.0cm)」あたりを見ることになります。ただし別会社の別モデルなので、サイズ感がそのまま移せる保証はありません。
注意点として、コンバースジャパンのご利用ガイドには「商品のサイズ表記は独自の採寸に基づき掲載しており、センチメートル、インチメートルなど基準や単位が異なる場合がある」と明記されています。単位の違いは公式も認めている前提なので、他人の数字より自分の足長を基準にしてください。
公式が「素材やデザインでサイズ感が異なる」と書いている意味
サイズ感を断定する情報を探している人にとって、いちばん重要な一次情報がこれです。コンバースジャパンのご利用ガイドには、「同じサイズ表記のものであっても、弊社の品質基準の許容範囲内において、多少の差異が出ることがございます。また素材やデザインによって、サイズ感が異なることがございますので、予めご了承ください」と書かれています。
つまり、キャンバスのLIFTEDとレザーのLIFTEDでは、同じ表記でも履いた感覚が変わりうる、とメーカー自身が説明しているわけです。「コンバースは0.5cm上げが正解」といった一律のルールが当てにならないのは、この但し書きが理由です。
実務的な使い方としては、まず自分の足長を測り、そのうえで同じシリーズ内で比較するのがおすすめです。LIFTEDのハイカットとローカットのように、同じ木型・同じ素材のもの同士なら比較の精度は上がります。素材をまたぐとき(キャンバス→レザー)は、必ず試着を挟んでください。
デメリットも書いておくと、これは「公式は答えをくれない」ということでもあります。ネット注文で完結させたい人にとっては不便ですが、サイズ交換サービスを用意している正規販売ルートで買っておけば、届いてから調整できます。ここでも、正規に買う理由がひとつ増えます。

コンバースを買おうとして、サイズ表の前で手が止まった経験はありませんか。「普段は26.5cmだけど、コンバースは0.5cm上げたほうがいいと聞いた」「でも大きす…
失敗パターン②:厚底で0.5cm上げて、かかとが浮いてしまう
もうひとつ多いのが、サイズアップの判断ミスです。「オールスターは幅が細い」という情報を見て、厚底モデルでも同じように0.5cm上げて注文したところ、歩くたびにかかとが抜ける——という失敗です。
原因は、厚底モデルではソールが厚く硬いため、薄いソールのモデルほど足の動きに追従しないことにあります。定番のオールスターならソールがしなって足に付いてきますが、圧縮E.V.A.やインジェクションE.V.A.のミッドソールが入った厚底は屈曲が抑えられます。その状態でサイズに余裕を持たせると、かかとの浮きが目立ちます。
対策は3つあります。ひとつは、幅がきついかどうかを判断する前に、まず足長ジャストのサイズを履いてみること。ふたつ目は、上げるなら幅の余裕を靴下で調整する前提で考えること。3つ目は、かかとが浮くと感じたらインソールで底上げするのではなく、サイズ交換で戻すことです。
注意点として、厚底でかかとが浮いた状態を放置すると、履き口の内側が擦れて痛みが出ることがあります。足に痛みや変形が気になる場合は、自己判断で靴の調整を続けず、専門医に相談してください。靴選びで解消できる範囲には限りがあります。
買う前に見ておきたい、正規品の目印と「厚底カスタム」の落とし穴
正規品の目印は「JPNマーク」
日本で買うときの判断材料として、コンバースジャパンが公式に案内している目印があります。「CONVERSEシューズ正規品に関して」というページによれば、コンバースジャパン株式会社の正規品シューズにはJPNマークが必ず表示されている、と記載されています。
これは品質保証の目印として案内されているもので、購入時にこのマークの有無を確認することが推奨されています。店頭で現物を見られる場合はもちろん、フリマアプリの出品写真でも、タグやインソールの表示を確認できるかどうかは判断材料になります。
使いどころとしては、価格が相場から大きく外れている出品を見たときです。日本のLIFTED HIの公式価格が12,100円だと分かっていれば、極端に安い「新品未使用」の出品には慎重になれます。価格の相場観そのものが、防御になります。
ただし、マークの有無だけで真贋を確実に判定できると考えるのは危険です。ここで言えるのは「公式が案内している確認項目がある」ということまでで、判断に迷う場合は正規販売ルートで買い直すほうが確実です。
ラバーを貼って厚底にするリメイクは、公式が商標権侵害としている
厚底コンバースを探していると、既存のオールスターにラバーソールを貼って厚底化したカスタム品に行き当たることがあります。これについては、コンバースジャパンが明確な見解を出しています。
同社の正規品に関するページには、スタッズ、ストーン、ファー、ボタン等を付ける、ラバーを貼って厚底にする、染め直す、ペンキを塗るといった後加工を施した商品を「リメイク品」とし、リメイク品は商標権を侵害するものと考えており、品質管理の観点から許諾していない、と書かれています。
つまり、「日本の正規オールスターを買って厚底にリメイクしてもらう」という選択肢は、公式の立場では推奨されていません。厚底が欲しいなら、最初から厚底として設計されたLIFTEDやTREKWAVE、PLTSを選ぶのが筋の通った選び方です。
実用面のデメリットもあります。後貼りのソールは接地面の設計が元の靴と一致していないため、屈曲位置がずれて歩きにくくなったり、剥離が起きたりするリスクがあります。純正の厚底モデルは、ミッドソールとアウトソールの組み合わせが最初から想定されているぶん、そこが安定します。
中古・フリマで厚底コンバースを狙うときは、①タグやインソールにJPNマークがあるか、②ソールが後貼りのリメイク品になっていないか、③公式価格から不自然に離れていないか、の3点を出品写真で確認してください。判断に迷うものは、コンバース公式オンラインショップと正規取扱店で買い直すほうが結果的に安く済みます。→ コンバースジャパン「CONVERSEシューズ正規品に関して」
白い厚底を長く履くなら、洗い方をセットで覚えておく
厚底コンバースは、ソール側面の面積が広いぶん汚れが目立ちます。とくに白いキャンバス+白ソールの組み合わせは、購入後3か月あたりで「くたびれて見える」段階に入りやすいので、洗い方を先に押さえておくと寿命が変わります。
基本の考え方は、アッパーのキャンバスとソールのラバーを分けて扱うことです。ソール側面は消しゴムタイプのクリーナーやメラミンスポンジで擦れ跡を落とし、キャンバスは中性洗剤を薄めた液とブラシで部分洗いする。全体を水に沈める丸洗いは、乾燥に時間がかかるほど黄ばみのリスクが上がります。
厚底特有の注意点として、ミッドソールとアッパーの接着面に水が入り込むと乾きにくく、内部に湿気が残ります。洗ったあとは風通しの良い日陰で、つま先を下げて水が抜ける向きに置いてください。直射日光での乾燥は、素材の変色につながります。
手入れの頻度としては、履いたあとにブラシで乾いた土を落とすだけでも差が出ます。厚底のソールは溝が深いモデルが多いので、玄関に古歯ブラシを1本置いておくと習慣にしやすいはずです。

お気に入りのコンバースが、いつの間にかつま先は黒ずみ、白いキャンバスは黄ばんできた——。そろそろ洗いたいけれど「洗濯機に放り込んでいいの?」「洗ったらかえって黄…
まとめ|韓国モデルを追わなくても、厚底コンバースは手に入る
最初の一歩としておすすめしたいのは、いま履いているパンツの裾幅を測ってから売り場に行くことです。裾幅が細めなら、ヒール高さ約4cmのローカット(ALL STAR PLTS PG OXやALL STAR Ⓡ LIFTED OX)から。ワイドパンツが中心なら、ALL STAR LIFTED HIのハイカットで足首まで含めたシルエットを確認してみてください。厚底は数字より、鏡に映った縦のラインで判断したほうが早く答えが出ます。韓国のモデルに惹かれた気持ちは、日本で正規に買える7足のなかでも十分に受け止められます。
※価格・仕様・在庫状況は変動します。購入前にコンバース公式オンラインショップ等の最新情報をご確認ください。輸入に関する個別の判断は税関にお問い合わせください。

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